ロシア初の原発賛否住民投票
ロシア初の原発賛否住民投票が96年12月8日、モスクワの北東約300キロにある町で実施され、投票者の87%が原発建設に反対した。だが長い一党独裁・反体制を許さない社会主義の中で生きてきたロシア人の中には、住民投票などお上の決定に反対するような動きをすること自体、良くないと考える人々もまだ多い。
地域住民から寄付を集めてキリスト教会を建てるということも、なかなかうまく行っていない。公共の建物はお上が作ってくれるものであり、自分たちで金を出し合って作ることなど常識の外にある人が多いためだ。人々の心理の深いところにある考え方が変わらないと、ロシアは良い方向に動いていかない。(96.12.27 Washington Post)